1月13日、「実践!目立て」を開催しました。
寒風が吹き込み、チョー寒いWoodsman’s Factory(ただの倉庫ですが・・・)で、
真っ暗になるまで擦り続けました。
冷暖房完備飲み物常設オーディオ設備つきのワークスペースが欲しいです・・・
誰かください<(_ _)>。
今回も感想文をいただきましたので、ご紹介します。

★お一人分追加しました。(1/24)



2008年 1月13日 実践!目立て


●チェーンソーを握るようになって、まだ数ヶ月ですが、いかに今まで切れない刃を使っていたかを実感しました。

 今回の講座で、市販のマニュアルでは伝わりきらない実践的で実用的なコツを教えて頂きました。今までは刃を研ぐ、ということ以前にどのような刃が良い状態なのかを見る目が、全然なっていなかったことを痛感しました。自分で研いだチェーンソーが以前と全く違うものに変化していったことに驚き、また喜びも覚えました。
木を伐る技術は総合的なものであり、上達への道は一朝一夕には行きませんがチェーンソーの

目立ては、正しい知識とコツをつかめば、以前のものより確実に良いものが出来るという点で、「初心者がまず覚えるべきは、目立てである。」ということを強く感じました。(その先を追求し出すと訳が分からなくなる。ということも感じさせて頂きましたが・・・)
 切れるチェーンソーを持つことが、作業効率や燃費の面だけでなく、振動に対する影響を軽減出来るという点で、今日得た知識は、自分にとって大きな武器になったと思います。
    小径木玉切り所要時間8.4秒→4.9秒(Yさん 岐阜県) 






●私はわずか一年ですが、林業の現場経験があり、目立ての重要性はよく理解していたつもりでした。
切れない刃で力任せにチェンソーを振り回すと、疲れるばかりでなく怪我の原因にもなります(実際に足袋を切ってヒヤッとした事がありました)。しかし、現在は森林文化アカデミーの現場実習の中で、週に一回チェンソーに触れる程度です。複数の人間が扱うチェンソーなので、目立てはガタガタ。でもちょっと使うくらいだからいいか・・・と思っていたら、だんだんその悪い目立ての刃に慣れてきてしまっている自分がいました。
 午前中は、目立ての理論や刃の種類と特徴、その他にチェンソーの日常メンテナンスなども丁寧に教えて頂きました。今まで漫然とやっていた目立てやメンテナンスが、理論的に教えて頂いたことで、「なぜそうするのか」ということがよく理解できました。
 午後からは実際の目立て作業。私が現場で働いていた時は、目立ての補助機具を使ってやっていたので、手一本で目立てをするのは難しいと感じました。さらに、私の持ってきた学校のソーチェーンは、刃はフック型で角度・大きさもバラバラ。よくこんな刃で作業していたなぁ、と感心したくなるようなヒドイ状態・・・。
 まずはフックの刃を直すところから。なぜフックになるのかを実演も交えて教えて頂けたので、注意すべきところはよく理解できました。しかし、見るのとやるのは大違い。最初は力のかける方向や角度・強さ等がうまくいかず、思うようにはできませんでした。)

     試し切りをしながら少しずつ修正を加えていくと、目立てをする前のチェンソーの振動が嘘のように滑らかになり、切りくずも全体的に長くなってきました。力んで玉切りをする必要がなくなり、切削スピードもかなり上昇しました。
 理論をしっかり理解し、正しいやり方を学ぶことで、確実に目立ては上達すると実感する一日でした。
  
 上刃と横刃、それに「富士の裾野」。それらが光を当てた時に、凸凹のないきれいな1つの面に見えるように、一つ一つ丁寧に修正していきました。次に、一つ一つの刃の大きさを揃えると共に、バラバラだった上刃の角度を揃える工程。全てがバラバラだったので時間はかかりましたが、及第点の出来にはなりました。最後にデプスを角が立たない様に落とし、一通りの工程が終了。

  

 『切る技術を向上させるには、まずはいい刃から』とは、以前の班長さんの言葉。私は今まで、目立ての補助具に頼っていい加減に刃をつけていましたが、今回しっかりと学べたおかげで、自身の林業技術を向上させる第一歩を踏み出せたように思います。夜遅くまで丁寧にご指導頂き、本当にありがとうございました。
       



小径木玉切り所要時間5.6秒→3.4秒(Mさん 岐阜県)






 林業に興味を持ってから半年、でもまだ立木を伐ったのは2本だけです。こんな人間が目立てに挑戦するなんて無茶な、という気もしましたが、続けていけばいずれ経験する事だし、成り行きと興味とが重なって受講してみることにしました。
 みずのさん宅の倉庫は入り口に風よけのよしずが立てかけられていて、外は膝まで埋まる雪、懐かしい豆炭で暖を取りながらの作業でした。午前中の講義は全て始めて聞くことばかりでしたが、ソーチェーンの構造から各部の名称、フックなどブレードの形状を表す言葉、そもそも目立てがなぜ重要なのかなど、丁寧に教えていただきました。 
 午後からの実践、非力な自分は1時間も持たずにギブアップしてしまうのではと不安でしたが、終わってみれば6時間を越す長丁場、ヤスリで削ってはしゃがんでブレードを覗き込むという動作
を繰り返し、他の参加者がみずのさんに何度もダメ出しをもらっている間に、やっと両側のブレードを何とか整えることができました。伐ってみると、時間はほとんど変わらなかったものの、振動は少ないし、自分でもびっくりの長い木屑が現れました。思わず「ヤッター!」と叫びたいくらい、腰や背中の痛みも忘れて最高の気分でした。
 今後、林業にどんなふうに関わっていくかはまだわかりませんが、掲示板にどなたかが書いていらしたように、初心者にこそ目立てが必要、というのはその通りだと思います。
今回の経験は、太ももの筋肉痛とともに、
 決して忘れられない最高の思い出になりました。(^_^)v 
 
小径木玉切り所要時間9.5秒→9.2秒(Oさん 千葉県)