お昼前からズンズンと雪の積もる中、ひたすら目立てに没頭する3名のFilerたち。2月9日もマメタンで暖を取りながら10時間近い目立てに取り組んでいただきました。今回の受講者はかなりハイレベルで、3名とも刃長の狂いをほとんど無くすところまで作業できました。感想文をいただきましたのでお読みください。


2008年 2月9日 実践!目立て


 今回、「実践!目立て」に参加させていただき、まず思うことは、自分が造園業ということもあり、林業現場の方にくらべ、「目立て」に対していかに無頓着であったかということ。反省そして精進するべきであるということでした。


 朝一番の講義後、一回目の玉切り。(9.58秒)



 切断スピードと振動のチェックをし、刃を見てもらいます。ほとんどの刃がバックスロープになっているとの指摘。理想的な刃を1つ作っていただき、その形になるよう、ヤスリの向きをかえ、力加減をかえながら、理想形を目指します。ここで初めて、目立てというのは、単純にヤスリでこすることではなく、『その刃を、切れる刃の形に整える』ことだと知りました。まさに目から鱗です。


 すべての刃の形がある程度OKをいただけたところで、二回目の玉切り。
 (6.81秒)

 “驚きです!” 。
 小チェンソーが勝手に丸太に吸い込まれていくような感じ。チェンソーはある程度、力で切る物だと感じていた自分にとっては、まさに“驚き!”です。『チェンソーで木を切るということに、力は必要ない』ことを、身をもって知りました。“もっと切れるようにしたい”そこに向かって、刃の長さを揃え、デプスを調整と、時間も忘れヤスリでこする自分がいます。 



  そして、三回目。(4.41秒)

あきらかに丸太を切るスピードが違います。『豆腐を包丁で切るかのような感覚』です。切れ味も素晴らしいのですが、なにより『包丁で切っているかのように、手に伝わる振動がない』のです。
“感動です!!”
自分のチェンソーが『本当のチェンソーになった瞬間』でした。

 “さらに切れる刃を!”
人間は欲深いです。これからも、さらに切れる刃を目指してヤスリを持ちたいと思います。

 最後になりますが、遅くまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

小径木玉切り所要時間9.58秒→6.81秒→4.41秒(Wさん 岐阜県)