2008年 2月16日、17日 Step2, Step3


 16日と17日、

尾筋を吹き抜ける風に凍えながら
Step2&Step3を開催しました。
実に皆さんタフでした。
寒風をものともせず、
思うようにならない受け口と格闘し続ける姿には、山と向き合う真摯な姿勢を感じました。
今回も感想文をいただきました。
お読みください。




 「Step2・3を受講して」

 座学でロープワークや受け口、追い口を理論的に学び、実技を行なった。
 最初に、木の重心を見きわめ、伐倒方向・引っかかりが極力少ないほうを狙い、安全帯を付けて木の上部に上がり、ロープワークで学んだ方法で結び、ロープを引っ張る方法で進みました。座学で学んだような受け口を作るのに苦労しながら、追い口をいれ、ツルをどのくらい残すか注意しながら伐りました。
 また、何気なしに行なっている動きが、いかに危険な行為か指摘され、今後は、安全に作業できるようにしていきたい。
 1本2本と伐るうちにある程度はスームーズに動ける様になったが、受け口などは頭で理解していても、体とチェンソーの扱いがまだまだぎこちなく、思うように伐れなかった。
 今回の研修を糧に、目標の位置に倒せるように鍛えたい。 

                                                  (Mさん 愛知県)



 「寺子屋に参加して」

林業業界に就職を希望しているので、今回参加しました。林業技術の講習を他でも受けたことがあるのですが、この寺子屋は従来の講習とは一味違うと思いました。まず水野さんの林業に対する情熱をすごく感じました。「やりながら覚える」のではなく、「まず正しい知識」を大切にする。林業は他の産業に比べて圧倒的に労働事故数が多いですが、みんなが本当に安全を考えて作業すれば(安全に作業できる環境があれば)もっと減少するのではないかと思います。そして理論的で的確で熱心な説明は、わかりやすいし説得力がありました。変な比喩ですが、林業というスポーツの指導を受けているような気になりました。自分の思い通りの方向に伐倒ができた時の爽快感はたまりません

また他の参加者の方々もモチベーションが高く、得るものが多い有意義な時間を過ごすことができました。林業はこれから様々な分野との繋がりが多くなっていく、広がりのある産業です。自分ができることを考え林業界に活かせればいいと思います。

                                                   (Yさん 滋賀県)


 やっと受講できたSTEP2・3、期待に違うことなく、それは非常に内容の濃い、私にとっては大変厳しいものでした。
 1日目はまず伐倒の基本の座学と、ロープワークの授業。伐倒の実践では、受け口をまともに切ることができず、幾度となくチェーンソーを入れなおして、幹の半分以上が口を開けた状態、その後も追い口を真っ直ぐに切れなくて、みずのさんに叱られながら確認を繰り返し、やっと1本倒した時にはへとへとになっていました。

 二日目。
 相変らずまともにチェーンソーを扱えない私のため、みずのさんは少し離れた場所の木を高めの位置で伐り、ひたすらスライスの練習をするよう指示しました。他の受講者はみずのさんの指導を受けながら順調に木を倒しています。アシスタントのMさんのアドバイスを受けながら、右から左から、何度も水平切りを繰返します、息切れしながら、斜めに切ったロールケーキの切れ端のような物体ばかりを何十個も量産…、手で動かすのではなく、体全体でと頭では解っていても、次第に疲労がたまってチェーンソーの重みが腕に食い込みます。ようやくもう1本、立木を伐ってみる事になり、受け口を作ると、特訓の成果か、さっきまでに比べはるかにましな切り口ができました。

 当分の間、STEP3には進めそうにありません。でも、あきらめずに自宅でロープワークの練習、伐倒のイメージトレーニングに励みたいと思います。

                                                    (Oさん 千葉県)