6月6日「Step4」、7日「Step5」と二日続けて開催できました。
好天に恵まれ、間伐した林内に差し込む陽光がキレイでした。
Step5では、かなり難度の高い間伐を3名の受講者が相談しながら、
設計・補助具の設置・伐倒・枝払い&玉切りまで、64分で終えることができました。
この64分を「長い」と見るか「できた」と見るか、この判断は大切なところです。
補助具の設置をオーバースペックと考えるか万全と捉えるか。
補助具を「素人の遊び」と言い切る老練がいます。
補助具は遊び?
使わないことと、使えないことはまるで違います。
遊びと言われようが、オーバースペックな万全を設計できることは、十分な技術です。
恒例の感想文をいただきましたので、お読みください。


2009年 6月6日,7日、Step 4〜Step 5


 Step4では、「受け口」をたくさん作り練習しました。
Step5では、参加者3人が、力を合わせて、たくさんのヒノキを切り倒しました。
2日間の研修で語られた、水野トレーナー語録を紹介します。

@重心の位置
受け口を決める時、木を倒す時、伐採後の切り株を見る時、この言葉が多く語られました。
・・・複合、複雑な要素から、重心位置を、瞬時に読み取ることが求められているように感じまし た。

A結果重視
過程を重視するのは、学生のうちだけ。社会では、アプローチはいろいろで、結果重視です。
・・・まったく同感です。中学校の評価の観点の第1番目は「関心・意欲・態度」となっていて、態度重視です。しかし、社会に出た時、私の親方は「真面目にやろうが、不真面目だろうが、どっちでもいいことだ。いい仕事ができりゃあ、それでいい。」と言っていました。

Bなんば歩き
チェーンソーを使う時の、右足の位置について話された時の言葉です。
チェーンソーだけではなく、ナタを使う時も、鍬を使う時も、右手の振り下ろしには、右足を引く「なんば歩き」なんです。
・・・佐川急便の飛脚のように、古武術のように、この研修会で「なんば歩き」が話題になるとは思いませんでした。永六輔の世界を垣間見る思いがしました。



◆知識や技術は、もちろん大事ですが、私は人との巡り合いを楽しんでいるような気がした研修会でした。今年の1月に、見学・体験させていただいた炭焼きの「炭人(すみびと)」でも、豊かさを感じる人と出会うことが出来ました。
植物・木・林・森を媒体としての人と人の巡り合いは、なんと快いものであるかと感じながら、2日間の研修を終えました。
ありがとうございました。 



                     (Hさん 八ヶ岳)