7月25日に開催した寺子屋、
森林文化アカデミー学生スペシャル。
6名の学生さんたちと、Step1を勉強しました。
専修学校の皆さんなんで、
学校じゃ聞けないこと、
学べないことに重きを置いた座学にしてみました。
あの学校には新卒だけじゃなく、
いろんなキャリアを持った方々が見えるので、
私の話をどう解釈されるのか、興味津津です
感想文をいただいたのでお読みください。




 今回研修を受講し、チェンソーや梯子を使うというのも大変貴重な体験でしたが、何よりも水野さんから林業の現場の生の声を聞くことができて本当に勉強になりました。
 林業専門学校に入学して3ヶ月になりますが、授業ではまだ現場体験は少なく、座学で間伐の話や将来の目標林の決め方など習ってもいまいちピンときていない部分も多かったので、今回実際に選木を体験したことで、少しは将来の森林を想像することができました。ただ、将来の森林を想像するポイントは教えていただいものの、実際どの木を残すのか、伐るのかの判断は本当に難しい。ということも同時に教わりました。水野さんも「同じ森林はない。」という言葉を使っていましたが、この先多くの人工林を見る中で、これが正解だ。という選木なんてきっと誰にもできないと思いますし、選木する人によっても正解は違うと思います。ただ、今回「森林を見るポイント」を教えていただいたことで今後は今まで考えていなかった5年後、10年後、100年後の森林の姿を考えながら人工林を見る癖はつきそうです。というか、つけたいと思います。
 私はこの学校に入る前は市民活動のボランティアで森林の整備をしていましたが、そこでは残念ながら将来の森林の姿を想像した整備ではなく、市民が森林に親しむことを目的としていた作業を行っていました。間伐も既に決められた木を鋸で伐るだけでした。目的が「森林体験」なので、ボランティアではそれで充分だと思いますが、現在日本の森林の状況はそれだけでは改善しないと思います。今回教えていただいた、将来の森林の姿を考えることを真剣に、迅速に、実際やる為には水野さんがおっしゃるとおり、人材を増やす必要があると思います。ただ、自分自身、学校入学前も今も女性であることで初めから現場で仕事をすることを諦めていました。体力もない、器用でもない、女性はきっと現場では足手まといになる。そんな想いを持っていたので、林業の仕事に就きたいが、事務方で作業する人をサポートしようと思っていました。今後もこの気持ちは変わらないかもしれませんし、もしかしたら変わるかもしれません。この先どのような方向に進むにしても実際体験しないことにはできるかできないか。どの作業はできて、どの作業ができないのか。それは努力すればできるようになるのか、ならないのか。自分がどのような働きをすれば貢献できるのか。今後もやりながら考えるしかないのだろうな。と思います。
 今回は貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

                                 (AYさん)




 座学に関しては初めて聞くような話も多く非常に興味深いものでした。
 実技のチェンソーでは、エンジンのかけ方ひとつで命に係わる事故に繋がる可能性があるなど、慎重にやるべき動作もある反面コンマ数秒早くするにはどうすれば良いかなど、安全とスピードの両立、そして更に正確さをどう求めるかなど丁寧に説明して頂き理解しやすかったです。
 選木では現場によってはあえて劣勢木を残さなければならないなど、現場の状況を瞬時に判断することの難しさを実感しました。
 一日を通してとても楽しく学べました。ありがとうございました。次回も宜しくお願い致します。

                                 (KS君)




 WoodsmanWorkshopは、アカデミーに入る前からその存在を知っていて、ようやくリアル水野さんとお話しをすることができて感激でした。授業では絶対に聞けない話をたくさんしていただき、密度が高くで頭がいっぱいになりました。
 一番印象に残っているのが、「75秒/本」(切捨間伐)です。
林業でも製造業でのいわゆる「サイクルタイム」みたいな考えはあるのかな?
と思っていたので、具体的な数値の1つを知ることができ良かったのですが、あまりの厳しい値にびっくりしました。もろもろ考えている暇なんか無いという感じです。
 今回初めてチェーンソーを触ったんですが、エンジンをかけるとやはり振動とその音にちょっとビビッてしまいました。自分がどんな体勢で動かしているか感覚がつかめませんでしたが、わかりやすく指摘していただいて最後は少し落ち着いて実感できたと思います。
 鋸谷式間伐については、書籍を読んだことがあったのですが、実際にその場でやってみるととても難しかったです。今回は、4m竿を使って対象木の平均胸高直径から8本中3本~4本伐る必要があるとわかったのですが、木を前にすると「伐りすぎなんじゃ。」と思ってしまいます。また、選木となると曲がり、傷、梢端の具合や保存木の配置など考えるべき観点が多く、迷いました。やはり「75秒/本」が、とてつもない速さに感じます。
 「山で働く人の本」でも書かれていたように林業で働くとは地域で暮らすことということで、直接貴重な実体験を聞くことができて勉強になりました。
私は神戸出身で、これまで政令指定都市以外に住んだことがないので、なかなか実感を持って想像できないでいます。アカデミーにいる間に山村地域の人と会う機会もあるかと思いますので、少しでも理解していけたらと思います。
 アカデミーに入る前は、プログラマとしてソフトウェア開発をずっとやってました。ITといえばWebサイトやブログを使った情報発信やGISというのが思い浮かびますが、もう少し現場に近いところの林業&山村地域に対して、ソフトウェアで何かできないかを考えています。なかなか難しいのですが、そのような話も次回にさせていただければうれしいです。
 次回もどうぞよろしくお願いします。

                                 (AS君)




 今日はチェーンソーを握るのが自身2回目の経験でした。自分では力を抜いていたつもりでも,水野さんのご指摘どおり力んでいたようですね。
 高密度路網の問題点,高性能林業機械の導入の狙い等のお話は特に興味深かったです。再生プランの下に日本の林業全体が一つの方向に進むことは,過去の拡大造林政策の失敗を省みていないと感じる今日この頃です。と同時に山で働く人たちも“悔い改める”ことが必要なんですね!


                                 (KN君)