9月1日&2日、
森林文化アカデミー学割特注寺子屋
Step2&Step3を開催しました。
全員、技術レベルを問える段階ではありませんが、
皆、真剣に前向きに取り組んでいました。
ここまで3回の寺子屋を通して、
木を倒す意味や
作業のプロセスを感じてもらえたと思います。
次回以降、いろんな応用技術を取り入れ、
基礎の徹底を繰り返しながら、
計画や設計を意識した勉強をしていきます。




 2日間を通して一番大事だと思ったことは、常にイメージを持つこと。です。作業の段取りをイメージする。木の倒れ方をイメージする。常に少し先のイメージ、そして自分が何かやった後に何が起こるかをイメージすること。安全性、そして生産性、どれにつけても具体的なイメージを持って実行するのとしないのでは、全然結果が違うことを学びました。
 ロープの結び方は、6種類教わりましたが、予言された通りなかなか覚えられず苦労しました。実際に伐倒木へ登ってロープを取り付ける時に記憶が吹っ飛ぶという感じでしたので、繰返し練習して体で覚えるようにしたいです。
 今回初めて伐倒させていただきましたが、ものすごく緊張しました。チェーンソーを動かしている間は、呼吸が止まっていたと思います。エンジンを切った瞬間、汗が吹き出しました。どれも難しかったのですが、特に受け口を作るのが難しかったです。なかなか伐倒方向に対して面が向かず、苦労しました。チェーンソーも使いこなせず、微調整が微調整になりません。大変でした。
 また、ロープを使った伐倒補助も難しかったです。とくにスリングと滑車1セットでなかなか倒れなくて次どうするか?となったときに次の手が考え付かずお手上げでした。周囲の状況を見たり、かかり木の状況を見て、手を打っていく現場の経験や知恵がないとできないなと実感しました。
 全体を通してですが、すべてについて、何をやるのか? なぜやるのか? どうやるのか?を説明していただけたので、わかりやすく、また質問もしやすかったです。特に伐根を見ながらの説明は、伐る過程でどんな状況が起こったかや良い点、悪い点、すべて納得できるもので、勉強になりました。
 頭で理解して、体で覚えることが多かった2日間でした。


                                 (AS君)




 ロープの結び方を覚えるのはそれほど難しくはありませんでしたが、それを現場で応用して使っていくのはなかなか難しいです。刻々と状況が変わる現場で、その都度最適なロープワークを選択して使えるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。そして更に難しいのがチェンソーによる木の伐倒でした。自分の身体のちょっとした動きなども影響し、受け口や追い口の角度が変わってしまうということを実感しました。
 今回のロープワークを使った伐倒で自分が最も印象に残った事は、自分が結んだロープの結び目が木を倒した後に見たら少し解けそうになっていて、水野さんに「ちょっと危なかったね」と言われた事でした。引っ張る人は自分の結んだ結び目を信用してロープを引っ張っており、もし解けたら大事故に繋がる可能性があります。木を倒す緊張感というものを実感しました。
 今回も大変勉強になりました。次回も宜しくお願い致します。

                                 (KS君)




 2日間の講習ありがとうございました。なんとか天気がもって良かったです。
チェーンソーへの恐れはだいぶ無くなった…どうやらそれは気のせいだったようです。実際はすごく力んでいて,最後のほうは左手の握力が限界に近づき,カラダ中が汗だくにもなりました。1本伐るのに約50分。今の自分の技量はそんな程度。練習してないから当然です。伐倒方向も決めあぐねました。もっと練習がしたいと強く思いました。
 掛かり木の処理には幾手間も必要なので,その手間を減らす為にも,適時適度な間伐が必要なのかなと感じました。また,ところどころに伐った残材が等高線上にありましたが,それらが土留めの機能を果たしていたのは興味深かったです。
 今回は,アシナガくんに刺されるなどのアクシデントがありましたが,良いことも悪いことも存分に体験できたのは,今のモンモンとした自分にとって良い刺激になりました。
 森を見ずして,木を伐らずして林業を語るべからず。これからもそう自分に言い聞かせていこうと思います。

                                 (KN君)




 先ずは、講習をして頂いた水野さん有り難うございます。
 危険にならない限りヘルプをしないという講習は楽しい場面が多々ありました。林災防の講習は取り敢えずのレベルだったので伐倒にしてもかなりヘルプがあり、悪い意味では無いんですが体験程度な印象でした。受け口の刻みから修正迄行うこの講習は木を伐る手間を知る上で重要な意味が有ると思いますね。業関係者が少なからずこの手間を知っていれば、どこに重きを置いた施策が効果的か解るでしょう!状況に合わせた施策あってこそ、ほったらかしを減らすのに効果的な歯止めになる、少なくとも自治体クラスの役所や一般企業、学識者を含め、林業に関心や意見を出すなら一通り体験する位して欲しい。そしたら、優先順位、必要な物が湧く程出ると思いますね。


                                 (EI君)




 第二回、第三回の研修会もお世話になりました。
 今回は前回選木した木の間伐をチェーンソーで行いました。今まで何回か林業現場で間伐をしている人の動きを見ていましたが、皆さんとても簡単そうに狙った方向に伐倒していたので、今回自分がチェーンソーで伐倒する時も「きっとできるだろう。」と思っていました。しかし、「見るのとやるのとは全然違う。」という言葉をよく聞きますが、本当にその通りでした。
 まず、木の根元に立ってどこを見ればいいのか分からない。自分が持っているチェーンソーは水平になっているのか分からない。もう分からない!と思って、エイ、ヤーで木に刃を入れてしまったら、全く倒したい方向に受け口が作れない。方向を直そうとまたチェーンソーを木に当てるがやはりずれてしまう。何度も何度も修正するともうチェーンソーを持っている腕が疲れてきて、集中できなくなる。本当に木を倒すのは難しい。今回の研修会はその一言に尽きます。
 研修を受けながら思い出したのが、中学、高校時代の部活動です。私は中学から剣道部に入り、初めは毎日毎日素振りをしていました。素振りもただやっていたのでは上達せず、先生や先輩方に毎日毎日コメントをもらい、そのコメントを頭で繰り返しながら「真っ直ぐ。」「左手は身体の中心におく。」「手首を返す。」「右手は・・・」というように頭の中は素振りのポイントでいっぱいだったのを思い出しました。
 上手に受け口を作るのも回数をこなす必要があると思いました。しかし、自分の為に部活動をしていた頃とは違く、仕事はお金が発生することなので悠長に練習はしていられないと感じました。いかに短時間で必要な技術を身に付け、戦力になるかが問われることだと思いました。仕事で林業の現場作業をするということは緊張感のあることだなと感じました。        


                                 (AYさん)