梅雨時集中講座のアカスペ。
去る6月9日・10日に連続開催した寺子屋の感想文をいただきました。
全6回、気合い十分に受講する森林文化アカデミー学生の熱意に応えるべく、
こちらにも気合いが入ります。
 まずは第一弾、
30才過ぎての転職は半端なことじゃないですからね!






 今回のチェーンソー講習の参加は、これから林業を生業にしていくならば、現場での最少公約数がそれにあたると思い、学校の授業だけでは教わることのできない現場での実践的な感覚を身につけ将来の役に立てたかったからです。2日間で得られた知識や経験は、現場でのチェーンソーの基本的な使い方だけではなく「林業とは?」と教えられた気がします。

 初日の講習はあいにくの雨でしたが、現在の林業における歴史や置かれた現状、今の施策に対する講師の想い。そして選木の目的や実行の仕方を教わり、見様見まねで選木しチェック。チェーンソーの構造、エンジン始動の手順、注意するポイントなど細かくおしえていただきました。最後に講師の方が切り出した丸太をチェーンソーで切る練習。
人生で初めてのチェーンソー。怖い印象は拭えませんでした。
印象に残ったのはチェーンソーで伐倒する事が、ただ倒すのが目的ではなく山を管理してより良い状態を維持していくことでした。
そして一挙手一投足に無駄を省くこと。無駄な動きや、危険な行動を理論的に的確に教えていただき、なるほどと第一線で働いてきた人からの知恵を教わりました。

 2日目の座学は、集合場所でチェーンソーの基本的なメンテナンスの仕方。現地に移動し本格的な伐倒に向けての講義。受け口や追い口のポイントや必要性、それらを明確に教えていただきました。水平・平行、垂直・直角の正確な概念。午後からは掛かり木処理のロープワーク。ロッククライミングを趣味としてやっていたので、少しは理解できましたが、使用する意図が異なるため大変勉強になりました。
実際の伐倒は参加者4名中2名が担当し、今回は見学とロープでの引き方を担当しました。同級生の伐倒に奮闘する姿に、指摘や修正ポイントを皆でディスカッションし、伐倒には時間がかかりましたが良い経験をさせてもらいました。次回の伐倒に役立てたいと思います。講習の最後に話された山林の放射能汚染に関する情報。胸を締め付けられる思いがしました。現状直面する問題の大きさに、まだ自分ではどうすることもできない無力感と、できない中で何ができるようになるのかを自問自答させられます。

 この講習を終えて、現場の危険さを感じると同時に、胸の中をワクワクさせる何かを抑えきれず、森林を整備する尊いこの業界へ飛び込んだ僕の直感が間違っていなかったと再確認した2日間でした。  

                      (K.T.さん 森林文化アカデミー1年生)





  座学ではアカデミーの講義と同じもの、講義とは考えが逆のもの、新しく知ることの3つがあり、自分の中で対比して聞けたことでとても勉強になりました。特に、直前に林野庁職員の話を聞く機会があったので、林野庁の考えとの対比ができたことがよかったです。視点が変わることで、考え方も変わりますが、何よりも大切なのは現状を認識し、考え、実行する。そして、見直し、改善をするというPDCAのサイクルを実行することだと思います。
 また、最新の技術や考えを現場に生かすことが考えられていないことと熊本での指導員教育の先進事例の話が印象的でした。教育に対する理念の欠如と教育の効果を知ることができ、改めて人材教育の重要性を感じました。
 伐木はもちろん、チェンソーを使うのも今回が始めてで、思っていた以上のおもしろさでした。そしてヒノキの掛かり木があんなにもはずれないとは想像以上でしたし、思った方向に倒す難しさも想像以上でした。何よりも木に登ることの恐ろしさ、木を倒すことの恐ろしさが想像以上で、安全とスピードの両立の難しさを痛切に感じました。その両立のためには基本を理解し、正確に実施しなければならない。さらには現場に合わせて瞬時に判断しなければならない。口にするのは簡単ですが、自分にできる日が来るのだろうかと疑念を持つほど難しい。正直なところ、考えることが多く、頭の中が混乱しています。受け口、追い口の付け方の説明を聞いた段階では理解したつもりでしたが、実際の木を見た瞬間にわけがわからなったので、次回までに頭の中を整理し、イメージトレーニングしておきます。まずは基本を覚え、その通りに体が動かなければならないので、基本を何度も繰り返し、経験を積んでいきたいと思っています。
 操作説明、作業説明はなぜだめなのか、なぜそうするのかまでがあり、わかりやすいものでした。作業中も、重要な話を何度もしていただいたのですが、正直なところ覚えきっていません。復習しやすいようにビデオを撮るなど方法を考えたいと思います。また同じことを聞きますが、次回以降もよろしくお願いします。

                     (Y.N.さん 森林文化アカデミー1年生)




 2日間講習を受けさせてもらいました。
 一日目の座学では普段学校で聞けないことが多く、なんか色々と考えさせられました。午後には、梯子・ステップを使って木に登りました、想像以上の高さでかなり恐怖を感じました、これは数をこなして慣れていきたいと思います。そして初めてのチェーンソーでの作業。覚えてなければならないことが多く混乱してました。そしてやはり扱うことに恐怖を感じました。ですがチェーンソーの使い方やメンテも必ず覚えます。  
 そして2日目、自分では最大の難関だと思うロープワ−ク、案の定うまく出来ませんでした(泣)。しかし、ロープワークは只今学校で練習しています。次回までには今回教えて貰ったことはできるように精進したいと思います。ロープワークのあとは初の間伐。相手は細いヒノキでしたが、一番手だったこともあり緊張の連続でした。思った以上にイメージ通りにならず、やはり木の伐採は難しいと感じました。今後は、今の段階で難しいと思うことを当たり前のようにできなければなりません。あと講習も4日間ありますので少しでも今後の自分の活動の糧にしたいと思います。 
 次回もまたよろしくお願いします。

                     (H.M.さん 森林文化アカデミー1年生)




 実際にチェンソーを使用し感じたことは、どうしても手や腕に力が入り小手先だけで行おうとしてしまう為、無駄な労力に繋がってしまった。力を抜き身体全体の重心移動を利用することで、無理、無駄のないスムーズな動きにつながるのではないかと考える。そして、チェンソーの刃があたっている部分だけでなく木全体、周囲をみて今の切れ込みの状態を把握することが重要である。移動する際は、必ずチェーンブレーキのロックすることを忘れない様にする。また、作業をするにあたり常に仲間との声掛けが大切である。これらのことをふまえ、正確にそして安全に行っていく。
二日間の講習有り難う御座いました。

                     (A.W.さん 森林文化アカデミー1年生)