アカスペのStep5&6の感想文です。
授業の一環で子どものキャンプに行ってたそうで、
やっと届きました。
 この6日間が彼らの将来に役立つことを楽しみにしています。
現場の真剣な1年は、なんとなく過ごす5年を超えます。
もうちょっと伐ることに慣れたら、次は目立てかな?
順次アップしていきますので、お付き合いください。





 5日目STEP5の講習は、時間を意識した伐倒。今まではロープでの牽引を主体に安全にかかり木処理をする事をメインにやってきました。今回はロープ牽引をせず、どの状態であれば時間を意識し、早く牽引なしで伐倒できるかの判断するのが課題だったように思います。
まず受け口と追い口を作って自分で押してみる。小径木でもなかなか思うように押せません。どれくらいの木であれば牽引無しに伐倒できるかのガイドラインを引く良い判断材料になりました。この意識は今後も大切な事だと感じました。安全かつスピードを求められる現場で、自分の知識や技術の範囲内で、どの伐倒が今のベストかを判断していく。よく知っている人に見てもらいながら自分の限界を少しずつ押し上げていく。もちろん自分でも経験や安全に挑戦をして限界を押し上げていく。注意しなければならないのは、自分の技術や知識以上の事を安易にやらない事。
 午後からは、伐倒した木を処理する鉈の使い方と造材・枝払いが中心でした。鉈は個人的に苦手で、鋸ばかりを使っていました。今回のアドバイスを聞いて意識的に使っていきたいと思いました。チェーンソーでの枝払いは非常に奥が深く難しかったです。講師の方は簡単そうに実演をしてくれましたが、いざ自分がやりだすと、チェーンソーは挟まれるし、伐った枝が邪魔で先へ進めないし、無理な体制で処理するので疲れてしまうし、全然上手にできません。枝にどうやってテンションが掛かっているのか?どこから切り始めれば良いか?ポジションは良いか?安全な状態か?無駄は無いか?周囲は作業しやすい環境か?瞬時に判断しどんどん進めていくには、練習が必要そうです。
 6日目STEP6今回で初心者向けアカデミースペシャルは最終日。今までの場所を変更し、もっと急傾斜での講習でした。少し環境が変わるだけで消耗する体力に、もう少し慣れや経験や体力作りが必要だと感じました。
 プラロック、チルホールでの牽引、枝払いの続き、トビの使い方などが中心でした。プラロック、チルホールは初めて使い、人が引く力との違いを実感しましたが、力が強いだけに危険も感じて使用には注意が必要だと感じました。トビも初めて使わせてもらい、重機ばかりに頼らない技術も自分で身に着けておけば必ずプラスになると思いました。
6日間の講習を終えて、基礎的な知識は得られたと思います。もっと奥が深いのも実感できたので、幅広い知識や経験、技術の向上を目指して努力していきたいと思っています。

                      (K.T.さん 森林文化アカデミー1年生)





  今回も雨でコンディションがよくありませんでした。
 最初に行ったのはロープを使わずに、細い木を素早く倒す研修でしたが、自分にはうまくできませんでした。相変わらず鈍臭く、注意されたことが生かされてないままでした。この問題をどうにかして、しっかりと木を倒せるように努力したいと思います。
 その後はナタの扱い方を教えてくれました。学校で教えてもらった使い方とは全く違い、水野さんらしく考えた込まれた扱い方でした。ナタに対する見方が変わってきました。もちろんチェーンソーまでとはいきませんが、危険な道具なことは承知していますので、扱いには十分な注意を払って扱っていきたいと思います。
 Step6は今までと違う場所で行いました。急傾斜で、油断したらすぐに滑って落ちそうでした。急斜面での伐倒は、思った以上に立ち位置がうまく決まらず、あたふたしてしまいました。メンバーが伐倒した曲がった太めのヒノキで尺入れを体験しました。その後玉切りを教わりました。思ったよりずっと難しく、苦労しました。
 水野さんに樹齢約87年のヒノキの伐倒を見せてもらいました。木を切る技術はもちろんすごかったのですが、やはり巨大な木が倒れるところが圧巻でした。
 研修に参加してみて、自分の懸念材料がいろいろと出てきました。この研修で得たことを糧として、今後の自分の活動に生かしたいと思います。
 6日間ありがとうございました!

                      (H.M.さん 森林文化アカデミー1年生)





   楽しかった講習も遂に最終回。step5、6を迎えた。
 step5はこれまでの復習をかね、牽引なしでのスピードを意識した伐倒を行った。
伐倒時には「伐倒方向に対して平行に立つ」「バーの先下がりに注意」を意識したが、追い口を切った際、受け口よりも下を切るという大きなミスをおかした。原因はガイドバーの水平が取れていないこと、さらには、自分でそのことを理解していなかったことだ。自分が水平に切れないことを理解し、ゲタの高さに余裕を持つべきだった。
 牽引なしではかかり木になった際にどのように処理するか迷ってしまう。伐倒方向に正確に倒せないことで多大な時間がかかることを改めて実感した。細い木であれば、手で押して倒せ、ロープをかける時間も必要ない。受け口、追い口が正確であれば、かかり木になるリスクも低い。正確な伐倒を身につけたい。かかり木になった場合は、どうすれば安全に効率よく倒せるかを考え、結果を常に確認しながら、経験を積んで行きたい。ごく細い木を効率よく切る方法としてミスマッチカットも教えてもらった。スピードをあげるにはなんでも受け口を作っていられない。安全にできる範囲を考えながらスピードも意識したい。
 最後に、枝払い、玉切りも行った。枝払い時には鉈の使い方も指導いただいた。これまで適当に鉈を振っていたが、切れるには理由があり、正しく使えば簡単に切れる。枝払い、玉切りでは圧縮側がどちらか、どのようにテンションがかかっているのかを理解しなければならない。鉈の使い方も枝払い、玉切りも圧縮と開放を考えるという点は共通だった。理解するのは簡単だが、実際の木や枝を見てもどちらにテンションがかかっているのか、よくわからない。失敗してチェンソーバーが挟まれてしまう。失敗を繰り返して判断力を身につけるしかないだろう。思っていた以上に難しかった。

 2日目、step6ではこれまでとは別の場所で最後の講習となった。
 最初にトビの使い方を教えていただいた。単純な道具だが、それだけで木を簡単に動かせ、とても便利な道具だ。トビが欲しくなった。
 今回の講習場所は今まで講習を受けていたところよりも急斜面の上、道路脇でミスは許されない。
さらに伐倒木はこれまでより太く、切り捨てではなく、材として搬出するものだった。
牽引にはプラロックやチルホールも使った。引く力が強いので便利だが、その分危険も増す。これまで以上に内角には注意が必要だ。
 自分が伐倒した木はこれまでで一番太く、緊張した。倒れ始めてから伐倒位置を微調整するために山側のツルを切った。
切った後、退避するように言われていたが、切ることに必死でその場から動けなかった。木は思ったように倒せたが、切ることだけに集中せず、いつでも動ける余裕が必要だ。
 切った木は枝払いを行ったが、ミス連発。一番の失敗はキックバックする可能性のある場所に足をおいていたことだ。しかも2回も。急斜面で、安全で安定した場所に足をおくことは簡単ではないが、適当にやれば間違いなく事故になる。枝払いは難しいと再度思った。
 最後には水野さんに大木の伐倒を見せてもらった。倒れた時の衝撃はこれまでとは違い、身が引き締まる思いがした。水野さんの動きはスムーズで流れるようだった。ビデオを撮影したので、どこを見ているか、何を考えているか、何度も見返し、細かいところまで参考にしたい。
 枯れ松の伐倒もあった。これまで切っていた木とは全く違う動きをした。倒れながら、途中で折れ、枯れ松も危険であることがわかった。

 これで基礎コース6回の講習が終わった。講習を受けたことで、木を切るには切れる理屈があり、安全にも理屈があることがわかった。なんとなくでは木は切れない、失敗にも成功にもすべて理由がある。そのことがわかったので、今後、自分で練習できるし、成功も失敗もすべてを経験として学んで行くことができる。まだまだ教えてもらいたいことがたくさんある。しばらく自分で練習してから、また講習を受けたい。

                      (Y.N.さん 森林文化アカデミー1年生)