12月15日&16日、
初夏から続いたグループのStep5&Step6を開催しました。
真夏の前回から一変、凍えながらの一泊二日でした。
立場も経験値も違うメンバーの研修会は、
なかなか難しいものだと、改めて構成を考えさせられました。
今回も感想文をお寄せいただいたので、お読みください!





 今回のSTEP5.6では次の技能習得を行いました。
◆1日目:座学&目立て
 終日雨ということもあり、午前は目立てに関する基礎知識を学び、午後はひたすら目立てを行いました。4段階に分けて刃を作るという作業を徹底的に行いましたが、水野さんに微妙なポイントを教えてもらう際、実演に加え今回からiPadを使っての図解や画像で解説してもらうことでとても分かりやすかったです。
◆2日目:間伐実習
 昨日から一転して好天に恵まれ現場で実習となりました。リクエストしていた急傾斜地での間伐ができる現場を用意して頂きました。まず、合わせ伐りのおさらいをしてから偏心中径木の伐倒を行いました。谷側に傾いた枯れ松を牽引具を使って山側(真上)に伐倒しましたが、枯れ具合を見ながらツルをどの位残すかが難しいポイントでした。松やツガなど普段伐る機会が少ない樹種を伐倒できたことも貴重な経験となりました。今後も普段の作業から伐倒の機会を増やして経験を積んでいきたい。
最後に今回もお手伝いいただいた寺子屋スタッフの皆さん、ありがとうございました。

                               (N.T.さん 静岡県)




 初日は予報通りの雨のため、1日かけて目立てをしました。今までは、上刃と横刃を1度にするイメージで、力の入れ具合が難しいと思っていました。しかし、今回教えていただいた@富士の裾野を落とすA上刃をするB横刃をするC上刃をするという4つの工程を意識することで、ちょうどよく力を入れられるようになった気がします。「上刃の長さを揃える」というのは基本ですが、1つずつノギスで測ったのは初めてでした。また、目立て前と後で玉切りのタイムを測るなど、感覚でやっていた目立てを数字で見せてもらえたことは大きな収穫でした。また、「切削時間よりも、振動が少ないことが大切」と、効率だけでなく、作業者の体のことを気遣う姿勢も大切にしたいと思いました。
 2日目は現場での実習でした。職場での選木では、「プロセッサを使わない現場では、枝払いがしやすい方向に倒せる木を選ぶように」と言われているのに、経験が少ないので、今回は枝払いをリクエストしました。しかし、前回から4ヶ月のブランクがあり、急傾斜な上に、倒した木がたくさんあるところでの作業だったので、足場が悪く、木の左側にも立てず、高い位置でチェーンソーを使うので、すぐに疲れて集中力がなくなってしまい、落ち着いて考えることができませんでした。「引っ張り」の力がかかっている方から切ると説明していただいたけれど、枝に力が掛かっているかどうか、どの部分に引っ張りの力がかかっているのか、さっぱりわかりませんでした。松だったので車軸状に枝があり、どの方向からバー当てればよいのかもわからず、切った枝が邪魔で前に進めず、どけようとして片手を離すと「ブレーキ!」と注意され、「もっとやり易い木を選んでくれればよかったのに!」と少々恨みました。体力と筋力UPが先決なようです。でも、現場の安全管理のためには、安全な作業の方法や、危険の要因などを知っておきたいと思いますので、懲りずに練習の機会を作ります。
 半年に渡る6回の寺子屋は、間があきすぎて上達は…でしたが、とても勉強になりました。一緒に受講したみなさんは、現場、行政とそれぞれ違う立場で林業に関わっているので、毎回話を聞くのが楽しみでした。また、現場組は着々と上達していて、「自分も頑張らねば!」と励みになりました。フォローアップ講座で再会したいものです。ありがとうございました。

                               (M.Y.さん 静岡県)




 今回の講習は前回から4ヶ月と少し期間が空いての受講となりました。初日は天候が雨ということで、チェーンソーの目立て実習を行いました。普段の目立てはヤスリの擦る回数を決めて行っていたので、刃1枚ずつの長さまで正直気にしては目立てを行っていませんでした。今回私が持参したソーチェーンを見ていただくと、刃の左右の長短、上刃の角度もバラバラで直すべき課題が多いという指摘をいただきました。(手の動かし方に問題があるのか、人間に問題があるのかは不明です)その後、刃1枚ずつの長さを「のぎす」で測り、刃の長短を整えつつ刃の整形を行いました。特に横刃の擦り残し部分(講義では「裾野」と読んでいた部分)をきちんと落とすことで、作りたい横刃の角度がわかったのが印象的でした。今後は教えていただいた手順とポイントに気をつけて、目立てを行っていきたいと思います。

 2日目は天候も回復したので、現場実習を行いました。実習地に到着し、前回の復習も兼ねてロープワークと合わせ切りを行いました。合わせ切り後、かかり木の状態からフィニッシュ(木が地面に接地)までの作業イメージがまだまだ自分には足りておらず、無駄な動きや玉切りする長さの判断ミスが多かった。これらを無くさない限り作業効率を上げることはできないので、今後はそれらを意識しながら作業を行おうと思いました。一緒に受講していたTさんも私と同じ課題でしたが、私と対照的に無駄なく処理を行いスムーズにフィニッシュされ「さすがだな」と思いつつ、負けてられないと思いました。

 その後、イヌガヤ偏心木の伐倒を行いました。牽引具とクサビを使いながら徐々に重心を反対方向に持っていき、最後は無事に伐倒することができました。ですがそこでも、倒れる時の木の挙動や自分の退避場所に関してまだまだ自分の想定の甘さを感じることができました。

 今回縁あって御一緒させていただいた受講者の方々と、今後も定期的にフォローアップなどでレベルアップしていけるように切磋琢磨していればとおもいます。
今回、寺子屋開催にあたりスタッフの方々大変お世話になりましてありがとうございました。

                               (T.K.さん 岐阜県)