2013年、林業・寺子屋プロジェクト第一弾!
「魅惑の八日間」一回目(3月30日&31日)終了。
参加者全員、チェーンソーパンツ、チェーンソーブーツ、イアマフ着用!
安全&カラフルな研修会が当たり前になりつつあるようです。
今回は現場3名、行政1名で4名とも林業関係者。
アシスタントの森林文化アカデミー学生2名と現地スタッフも交えた総勢8名による、質問多々、持論熱烈、笑い満載の二日間でした。
今回も感想文をいただいたので、是非!お読みください。





ガッテラ『魅惑の八日間』に参加して

~第1回感想~
 先ずは、講師・スタッフの方々、そして遠方からはるばる岐阜県加茂郡白川町に駆け付け、二日間の合宿をご一緒させて頂いた皆様に、心より厚く御礼申し上げます。
とにかく、内容の濃いぃ研修会です!
寺子屋自体は初めてではありませんが、今の自分にとっては、
全てが新鮮でありながらどこか懐かしくもあり、
緊張と弛緩の心地よい連鎖に身を委ねながら、心と体をフルに
使った刺激あふれる二日間でした。
この感動を忘れぬよう、
自分の気づきと学びを以下、まとめておきます。

一日目、天気は晴れ。
午前は座学。
先ずは安全管理について。
「事故」と「災害」の違いは?
身を以て経験した筈だが、自分の中ではまだ言葉に曖昧さがある。
「事故」は自分の想定外の全ての事象。
「災害」は実害を伴う、正に「災い」。(程度の大きさは関係ない!)
この事は改めて日々の作業から意識しておきたい。

続いて伐倒基礎。
「伐倒」とは…安定しているものを、コントロールしながら不安定にする事。
重心をどのようにして移動させるかが肝要であり、
「重心を読む力」の重要性を再認識する。
伐倒の基本、「受け口」「追い口」を各自説明。
頭の中で細切れになった知識の、一つ一つの曖昧さと、それを順序よくつなぎ合わせる事が苦手と実感。
ビデオで振り返ると、自信のないところほど自分に問い掛けるように小さな声で話していて、これじゃあ伝わらん、と妙に納得。
言葉は「届けよう!」としなければ伝わらない。
あと、単純に伝える為の語彙が貧弱。(もっと本を読もう!)

午後はロープワークと選木。
選木時、誰でも気付く元腐れを見落とす。
これは不味い。
視覚的にも心理的にも視野を広く保たねば!

夜学、お酒も相まって、楽しく愉快に真剣に!皆様の熱意に聞き入り、
内に秘めたる想いも僅かながら聞いて頂き、話は尽きず、夜は更ける…。

二日目、朝から雨。
日常メンテナンスについて講義。
日頃何気なくやっている整備も、ポイントを押さえ、知識も改め、
相棒となる機械を、これから更に可愛がってやれそう。

雨は止まぬも、コテージ近くの山へ。
座学、伐倒基礎で出た受け口の会合線(斜めと水平が交わる線)の
拡大図3パターン。
折れ曲がる支点が一点になる、「斜め伐りを奥に入れる」を実践しようと
するも、伐り直しの繰り返し。
「小径木で出来ない事は大径木で出来る訳がない」事を肝に銘じ、
今、ここに拘る事が確かな技術に繋がると信じ、
諦めず何度でも挑戦しようと強く思う。

その他、伐倒方向と機体との関係、機体と上体の関係、体の重心、つる幅の確認が疎かになっている事など、実践に勝る学習はないと実感。
これらを現場に持ち帰り、常に意識し、
実践を繰り返し、小さな失敗を積み重ねる事で、
一ヶ月後、必ず確かな手応えを掴み取ろう!と胸に誓う。
スタッフ、参加者の方々の助けも借りながら、
講師と、そして自分自身との真剣勝負!
次回も宜しくお願い致します。

                         (T.Y.さん 長野県)




昨年度の現場指導者育成研修を運営したことと,現在詰めの作業中ですが報告書を作成したおかげで,水野さんの言わんとするところは事前に予習済み!みたいな感じだったので,落ち着いて受講することができました。
目先の効率より,継続した時のトータルで考える仕事術,いつも共感します。
積み重ねたらいくらになるか。家族との会話の中でも話をすることがありますが,子どもはすぐに納得してくれます。

受け口の作設では自分の理解不足を痛感しました。
斜めと水平切りの交点の形状について,見事に勘違いをしていたことがわかって少しショックでした。
折れ曲がるポイントを少なくすることで,伐倒方向の精度を高める理論にまたまた共感です。

ロープワークの理論と実践を学んで経験できたことは,公私ともに今後の活動に幅を持たせてくれると思います。
金曜日にホームセンターでロープを購入する予定です。

受け口と追い口の機能について説明する際に,声が上ずって手が震えました。
昨年度の研修生の皆さんも苦労したのでしょうね。
動画をあとで見返すと,自分の声が小さくて不明瞭なのがよくわかりました。
あれでは相手に声が届かないですね。あと笑顔も。

あと3回。福山から現場までの往復自動車移動が大変ですが,途中を楽しみながら頑張ります。

                              (I.S.さん 広島県)




魅惑の2日間大変お世話になりました!
私は指導者という立場と言うよりも、少しでも技術と知識の向上を!
と思い、参加させてもらいました。
伐倒についての説明から躓き、ロープワークでもシドロモドロ。
伐倒実習ではかかり木の予想外の動きにアタフタ。
風呂に鍵は忘れるわ。失敗、反省の連続でした(^^)
しかし、水野さん筆頭に参加者の方々にはいろいろ的確なアドバイス戴き、
ありがとうございました‼
是非また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

この出会いに感謝ですm(_ _)m 

                              (J.Y.さん 兵庫県)




『そもそも木を倒すって?』
から始まる講義。受け口、追い口・・・上手く説明できない。
当たり前に行なっている行為は理由があってそうなのか?
ただ、そう習ったから行なっているだけなのか?
『疑問』を持つコトをしばらく忘れていた様に思う。
木を倒す・・・とは重心を変える事。
安定しているものを不安定にする作業。
『コントロールしながら』の一文をしっかりアタマに叩き込む。

ロープワーク。
どういう場面でどの結び方なのか?が、まだ分からない。
以前より増して悶々となる。
とにかくササっと・・・実践に活用して行きたい。
レパートリーも大事。スピードも大事。
『縄脳』動いておくれ!

選木。
ヒノキ林分。
まず伐るのは劣勢木。ムシ腐れ、大曲り・・・
さて、ここで困った。
将来的にどういう山にしたいのか?・・・それが無くして選木出来るのか?
とにかくA材を育てる山なのか?質より量を出したい山なのか?
その両方を兼ね備えた山か?・・・そもそも将来搬出間伐が可能なのか?
まてよ?!今この段階で決める必要があるのか?
私有の山でないから、毎回同じ人が施業に入れるとは限らない。
だからこそ、ビジョンを持つ事は大事だと思った。
次に繋げられる、共有出来るビジョンを。
保育間伐にしろ、搬出間伐にしろ、やはり選木は難しい。
けどおもしろい。

伐倒。
受け口が定まらない。全くもって会合線が『線』にならない。
今までドコを見て、何に注意し、どんなカラダの使い方をし
伐倒していたのか?
改めて、自分の中に明確な言葉が無いことに愕然となる。
何をもって『よし!』としていたのか?
この曖昧さが一番の欠点だと身にしみた。
まだまだ先は長い。

おっきく深呼吸した二日間でした。
有り難うございました。

                              (A.N.さん 兵庫県)