ガッテラ「魅惑の八日間」3回目。
今回は、牽引具の違いによる牽引力の違いを体感していただきました。
また、夜学では「作業の分解と再構築」というワークショップで、
普段、何気なくやってる作業を時系列で認識し、その意味を考えました。
わずか数分間の間にとっても多くの情報を集め、判断し、行動に移しているのだと、
改めて「林脳」のすごさを感じました。

さて、今回も感想文をいただきました。
「あっ?これか!」っていう、瞬間は、ゾクゾクってしますね!





 合宿寺子屋エジスペも三回目のカリキュラムが終了し,いよいよ体の中でスイッチが入った瞬間を感じました。
きっかけは最初から言われていたチェンソーの構え方。
過去に大けがをした右ひざをかばう癖からか,無意識の内に負担が無いような立ち方や構え方をしていたのかもしれませんね。
自分でもよくわかりません。
トイレで例えると和式はとても苦手です。
皆の真似をして踏ん張って構えたら,当然と言えば当然ですが構える方向が定まるのでチェンソーが安定し初めました。体の余計な力も抜けた感じ。ゴルフで言うとティーグラウンドでアドレスが決まった状態ですね。そうすると,刃の目立ては良かったのでスルスルシャキシャキと,チェンソーが自分で木の中に食い込んでいく様子が手からの振動でよくわかりました。これでチェンソーでの作業にグッと気持ちが入りそうです。ただ,今もそうですが右ひざから太ももにかけて少し違和感があります。そのうち慣れると思いますが。
 それから,これもようやくですが,習った8種類のロープワークが頭の中で気持ちよくイメージし始めました。広島へ帰ってから仕事の帰りに,近所のホームセンターで12㎜のロープ10mを購入して,自宅の柱と階段の手すりを利用して復習をしました。娘がとなりで見ながら「パパ,スゴいね!」と褒めてくれました!
 あと一回。
道中で車の事故に気をつけながら受講します。めでたく修了できますように。                      

                         (I.S.さん 広島県)





 今回のみの参加です。ロープワークなどスケジュールの足を引っ張ってしまい申し訳ありません……。
 夜のワークショップ「作業の分解と再構築」には自分で安全を考えるためのヒントがいっぱいでした。漠然としてつかめないことは分解すればいい。どこまで分解できるかが作業の理解度を測る物差しにもなりますね。朝のボールを使ったアップも、2つのものを同時に見るということを分解したものだったのかなあと、今は思います。2つを同時に見ながら、それに体がついていく難しさを、安全に体験できるわけですから。
 伐倒を設計するとき、ロープの折り返し地点ひとつ決めるのにも3つの理由で決める人と30の理由で決める人では事故可能性に10倍の差が出る、というのも印象的でした。たくさんの基準を自分の中に持っているほど、より安全な伐倒設計ができるということで、それができるほどの基準を自分の中に持つためには、やはり教室で習うだけではだめでよい伐倒を数多く体験しないといけない、それができる人に教わらないと怖いことになる、と痛感しました。
 脳と体がオーバーレブした2日間でしたが、楽しかったです。
 ありがとうございました!

                         (K.M.さん 東京都)





 前回、前々回とも天候には恵まれなかったガッテラ…。
しかし、今回は両日とも快晴!
桜満開の白川町にて、今回もより濃密な時間を皆様と共有させて頂きました。
 これまでの研修で、ロープワークや伐倒の受け口・追い口など、それぞれの作業については、まだ細かい点で修正、安定性の向上などが必要ではあるものの、一定レベルの技術が身に付いている事を確認でき、少しは自信が持てるようになりました。しかし・・・。
 夜の座学『作業の分解と再構築』では正直、凹みました。
大きな模造紙を前に、ポストイットが配られ、先ずは「伐る前にしている事」を分解。他の参加者の方々は次々と貼っていくのに、自分は数枚書いて筆が止まる。「この状況で君は何を考え、何をしてる?」と問われても、うまく言葉にならず、沈黙・・・。毎日現場で仕事をされている訳ではない方々に助け舟を出して頂き、ようやく日々何気なく行っている作業の細部とその意味を理解、若しくは理解せず形だけ行っていた事に気づかされました。
 模造紙1枚を仕上げるのに3時間以上・・・。現場で体を動かすより、よっぽどヘトヘトになり、その後の懇親会は何時に寝たのか、記憶が曖昧に・・・。
 「自分の事を一番理解していないのは、自分かもしれない・・・」この事を正に突き付けられた3時間でした。 言葉に出来ない(しない)と言う事は、物事の本質を遠ざけ、自らの視野を狭めてしまう事になりかねない・・・。無口に、テキパキ仕事をこなす職人は憧れですが、今の自分には言葉に置き換える作業がどうしても必要なんだと             思います。
 「自分」という部屋の扉の前まで来て、ノックもせずに引き返してきたこれまでの自分。ようやくノックするところまで来ました。あとは思い切って扉を開けるだけ・・・。
 最終回、「受け口」、「追い口」の分解と再構築も皆様としっかり仕上げ、見た目に惑わされず、本質を見極める眼を意識し、木一本一本に対し、「宜しくお願いします。」という畏敬の念を忘れず、最後の最後まで、真剣勝負を楽しみたいと思います!
                                         
                         (T.Y.さん 長野県)