出前研修会@柳沢林業、2回目の研修会が終わりました。
今回も和やかなまま極力妥協しない研修会だったと思います。
研修会って、ギスギスしたり変に緊張したりしますし、
講師は威張ってたり、圧倒したり、萎縮させたりしがちです。
でも、それってどうよ?って思うこの頃です。
楽しく厳しい研修会。
愉快に苦しい研修会。
そして、
「どこにもなかった、でも、必要だった」
そんな研修会を創っていきたいと思います。
今回も感想文をいただきましのでお読みください。





 今回のフォローアップ研修は、前回のおさらいと言う部分が大きなシェアを占めた感が強かった。しかしながらエビングハウスの原理!?(忘却曲線)を念頭に置いているので、最もなことであり、(自分を含めた)受講生にはとてもいい復習になったと思う。今後,、若いプランナーや林業事業体の支援、育成を行っていく上で、各種研修のフォローの大切さを痛感するところである。 また、前回触れられなかったのか、自分が聞き漏らしたのか定かではないが記憶に残る(メモを取った)事項が三つあった。

  ① プランナーについて
   ・現場で労働災害等が起きてしまった場合、プランナーは近い将来「書類送検」
   の対象になるのではないか!?という水野氏の見解

    現状、プランナーはプランを立て所有者との契約を済ませたあとは班長、リーダー
   に現場を任せきりになってしまっているのが通例だと思う。 現場を現場任せにする
   のではなく、現場の声を聞き、事故等に対する安全管理までの責任を背負わなけれ
   ばならない。 プランナーは『人の命も背負う』という心構えを備えるべきである。

  ② 『否定しない』ということ
   これに関しては前回もティーチングをされていたが自分のレポートにもなかった。
   具体的な例まであったのでメモを取った。
   ・ワークショップ等で「ズレてるな・・・」と思っても決して切り捨てない事。

    ふせんの場合等は枠外に”Parkingエリア”を作って常に見えるように保留とい
   う形をとる。 後でそれに関連する項目が出てくるかもしれないし、仮にそこで切り捨
   ててしまったとしたら、それを書いた人間はそれ以降、自分の意見を出さないようにな
   ってしまう可能性が高い。

  ③ 初心者を教える場合は
決して妥協してはならない!!
   ・この時点での妥協は、その生徒の人生を変えてしまうかもしれない。


 水野さんのお話、聞けば聞くほど、もっともっと聞きたい!と思います。そして何より、組合で作業をしている仲間たちに、この研修を受けさせたいと強く思いました。彼らは本当にやる気があり、私はどこかで研修を受けたあとはかならず彼らに報告し、いいところを自分たちに取り入れて、共に“上”を目指して頑張ってきました。
 今後、なんとか組合に働きかけて、水野さんの研修会を組合内部で開けないかと自分の中で考えております。うまくいけるかはわかりませんが、その時はまた、よろしくお願いします。

                         (S.Y.さん)




 先日の作業技術&指導技術研修(2回目)ありがとうございました。
 今回の研修では、前回作った伐倒における3つの作業の表に加え、伐倒における危険な事、リスクなどをみんなで意見をだしあいました。自分が普段考えていなかった事が、他の仲間の意見を聞くと「あーそう言う危険もあるな」と考えさせられました。自分は、作業に夢中になりすぎ、危険な箇所を何度も見落としてきていたとおもいます。今回みんなで出しあった表を頭におき作業していきたいと思います。
 伐倒の指導実習では、頭の中ではわかっていても言葉で新人に教えると言うことは、本当に難しい事だと実感しました。ただ教えるのではなく相手にイメージをわかして教えると言う事、そして考えさせると言うこと。今後の指導に役立てていきたいと思います。
 自分は、まだまだ覚える事が沢山あるので、新人の方と一緒に学び、より良い指導が出来ればと思ってます。
3回目の研修も楽しみにしてます。
お忙しいなかありがとうございました。

                         (T.I.さん)




 前回の研修では、「伐倒前~受け口~追い口」の流れを言語化するという作業を行いました。今回はそれをさらに細かく、「なぜ、それを行うのか。」という問いに答えていく作業を行いました。「なぜ、伐倒前に風を気にするのか?」「なぜ、受け口の向きが大切なのか?」「なぜ、ツルを残すのか?」これらの問いに対して、最終的には「死なないため」「会社が倒産しないため」という答えが導き出され、伐倒時に様々なことを注意して作業しないと大変な事態が起きるということが分かりました。
 しかし、実地研修になると新人の自分は木の前に立ってチェンソーを持ち、とにかく先輩の言われた通りに(言われた通りに身体を動かすのも困難でしたが・・・。)作業を行うのに精一杯で、作業の意味を思い出す間もなく作業をしていました。このように反省をしてもまた現場でチェンソーを持つと、とにかくうまくできない自分のことで精一杯で、「会社倒産」にまで思いを馳せられる自信はありません。
 伐倒中、常に「会社倒産」等を意識するのは困難ですが、新人だから、知らなかったからでは済まされないことが起きぬよう、分からないことをそのままにせず、ちゃんと確認してから作業をしていこうと思います。

                         (A.Y.さん)




 今回の研修では、初めて自分が教える側に立って、伐倒作業を行った。結果・・・、指導の側に立つには、かなり危うい状態にあると痛感・・・。自信の無い部分では、露骨に声のボリュームも落ちる・・・。指導する以前の問題が、自分自身にまだまだ沢山あるので、これからの仕事の中で「なぜ?なぜ?」を、自らに問いかけ、「これは、こうだから、こうする。こうなった。」と、自信満々に自問自答できる様に、訓練と努力を重ねていきたいと思います。

                         (K.T.さん)




 今回の研修の中でちゃんと理解できたことがあります。
 今まで仕事の中で教わったかもしれませんが、今回は自分の中にスッと入ってきて理解できました。なんで、自分が理解できたのかが重要で、その時の言葉のやりとり、教わる(教える)タイミングがすごく大事だと体験できたことに感謝です。ありがとうございました。 教わる人は、1つの事を言えばその1つに集中して作業してしまうので、そこを補うように他のところを見てあげる事、その作業をすると次に何が起こるかを予想して、うまく導いてあげる事が大事で、すごく難しいことだと思います。
 視野を広くし、先を考えるトレーニング…トランプの「スピード」、妻と楽しくやってます。前回優勝者『水野さん』を超えます。

                         (H.Y.さん)



 今回のフォローアップ研修は前回の復習を主体とした内容でしたが、自分はうまく指導出来るわけではないので、特に繰り返して覚えさせる事の大切さを改めて感じさせられた研修でした。
           
                         (K.T.さん)



 水野さん、今回も有意義な研修でした。
 ありがとうございました。
<災害は絶対に起こしてはならない。>
<仕事を知らないこと、遅いこと、下手なこと、間違えること、失敗を繰り返すことは仕方のない事だ。経験を見つめて学んでゆけば、段々と出来るようになるだろう。>
<間違った仕事に対して、正しい答え、仕事は必ずある。>
上のような事柄を研修から学んでいます。
 最近、研修を通じて自分や現場が変わってきていると感じています。社員皆で5日間の研修を終えています。水野さんの講義を受け、ワークショップを行い、学んだことを前提に仕事に向かうようになっています。研修を共有していることを前提に作業を進められることは、プレッシャーも有りますが、心の支えのようにもなっていて、非常にありがたく思っています。
 現場で、毎朝のKYやRAが始まったことも変化を実感する点です。形式的に行うのではなく、まじめに取り組みたいと思います。
 <礼に始まり、礼に終わる。>
 伐倒のワークショップで出てきたキーワードですが、全てのことに対して、木々に対して、仲間に対して、機械に対して、自分に対しても有効なキーワードかな?と感じています。
自分や仕事を問い直す機会を与えていただいたことに感謝します。

                         (Y.W.さん)



 教わる人が一人ひとり違うように、指導者も個性があることも、相性があることも当然。会社として、チームとして、堅守を通して学んだことをどういう形で生かしていくか、考えていきたい。
 仕事の質、安全に対する意識は格段に上がってきていることは、みなの仕事ぶりを見ていて実感する。今後も意識をより高め、持続させるよう、工夫と努力をしていきたい。
 今日もまた、心を込めて腕を磨き、仲間と共有していきたいと思う。


                         (K.K.さん)




 今回は前回やった伐倒の一連の作業を言語化した表に対して、深く掘り下げるという作業をしました。前回は言語化という事に重点を置いていたと思いますが、今回はそれに加えて何故しなければいけないのか?しなかった場合何が起こるのか?という事を考えさせられた研修になりました。リスクアセスメントや危険予知と言った事が今回の事に当てはまるとしたらとても大切な事だと思います。自分達は素材生産をやっているので、どうしても材木の事が優先になってしまい、作業者の安全確保というのが二の次になってしまっていたのではないかと水野さんの指摘もあり、自分もそう思いました。
 実技も、ティーチングに関しては相手によってもっと細かく指導できる部分があっても良かったと思うし、次回に向けて相手の技量を理解した上で誘導し、自ら考えさせるコーチングを指導できる様になりたいと思いました。


                         (H.O.さん)



 一回目を終えて一か月。「75%の忘却」を防ぐための取り組みができなかったのが非常に悔やまれます。研修のための研修に終わらせることなく、学んだことをどれだけ現場に生かせるか。みなの共通理解として肚に落とし込めるか。そこがとても重要であるにもかかわらず、私の立場として何も仕掛けられなかったこと、水野さんにもみんなにも申し訳なく思ってます。
 ただ、現場に足を運べていないので、詳細はわからないのですが、みなの感想文を見る限り、安全に対する意識が高まったり、自分のことだけでなく、周りのこと、みんなのこと、会社のこと、つまり責任感や経営者意識というものが芽生えてきたかなと感じています。
 水野さんがいてくださって良かった。Woodsmanがあって良かった。回を重ねるごとにそのありがたみが身にしみます。とりあえずこの3回の研修をまずは大きく1回目の取り組みとし、ここをスタートに今後のことを考えていきたいと思っております。
 H.O.の感想文に「安全よりも材を出すことを優先していたかも」という言葉がありましたが、そもそもなんのために仕事をするのか、仕事を通して何を実現したいのか、月曜日の朝を迎えたときに心躍る会社になるにはどうしたらいいのか。一生のうちで一番時間を費やすのが多分仕事の時間でしょう。だとしたらここをしっかりみなに伝えたいし、経営者にお任せするのでなく、主体的に仕事を楽しくすることを考えてほしいと思ってます。
 会社の成功は、なによりもまず社員の幸せから。それによっていい仕事ができ、お施主さんや山主さん、山の神さま初め、関係する皆さんに喜んでいただけるのだと思います。
 昨日、土場の前を毎日散歩しているおばあちゃんが声をかけてくれました。「ここへ来ると若い人たちがたくさんいて、木の匂いがしてなんだかとってもほっとするのよね。ありがとうね。」こんな社会貢献があるんですね。なんともうれしくなりました。
 
すべてのいのちを輝かせる存在になりたいと思います。

ありがとうございました。
そして6月もどうぞよろしくお願いいたします。


                         (K.H.さん)