「Work Shop『作業の分解と再構築』Facilitator Training」
やっぱ、自発・自腹の研修会は違います。
貪欲貪欲!
WSのポストイットの量が半端ない!
その分、こちらもやり甲斐があるってもんですぜ!
コメント第1弾です。





『言葉探し』の二日間でした。
作業(動作)・・・それを行う理由『なぜ?』を表現する言葉がここまで出て来ないとは。木を一本伐り、次の木を伐るまでの『移動』という時間の中できちんと理由をもっての動作とモヤッと何気なくでの動作が入り交じっている事に気が付きました。一つの『確認』という作業を分解してみると安全の為に行っているのか、効率を考え行っているのか、山の資産価値を上げる為に行っているのか、一瞬の出来事ですが複数の意味が込められていました。初心者に対して『ちゃんと見てね。』という言葉がいかに不適格で伝わらないか、を痛感。どこの箇所をどのような視点で何の為に見るのか、そしてそれを怠ればどうなるのか、そこまでを説明して初めて伝わるのだと。研修を進める中で『ケガをする。』その後にどうなるか?の具体的想像を出来きていなかったことに気付きました。一つのケガが最終的にどのような結果をもたらし、会社へ家族へどのような影響を及ぼすのか。恥ずかしながら『ケガに気を付ける。』そこまで思考を止めてしまっていたのです。
 今回のテーマである『ファシリテーター』。先入観を持たず、こちらからは誘導せず、しきらない(処理しない)。同じ言葉でも人によってその言葉自体の解釈が異なる場合があります。そのわずかな違和感に気付く事が出来るか?問いかけ・確認作業の繰り返し。人と人の心のすれ違いは、実はこの言葉の解釈のわずかなズレから起こるのでは・・・とも思いました。
丸二日間、首から上がフル回転。大変です、疲れます、煮詰まります。でもそれ以上にこの研修に出会えた喜びと、重要性を感じてます。

                              (A.N.さん 兵庫県)




ファシリテーターとは、場の雰囲気を作りながら、物事がうまく運ぶように舵を取る、仕切り約役、進行役。
自分が最も苦手でありながら、仕事上必要とされる能力の一つです。
伐採を指導する者として、何かが足りない、このままではいけない、少しでも変わりたいと思って、今回参加しました。
作業の分解と再構築では、さっそく自分の課題が見えてきました。
説明が下手なのは、言葉の引き出し、使い方でした。長々説明しても伝わらなく退屈させるのは、使う言葉に問題がありました。
場の雰囲気作りや、仕切る能力も大事ですが、その前に作業の言語化を訓練することが必要なのだと強く感じた前半の2日間でした。
正直いって2日目の昼頃は、集中力が途切れてました。木1本切伐る前のたかが1分程度の動きを洗い出すのに、2日も間も費やしましが、これほどの動き、流れ、理由があるなんて驚きでした。
次週は、ファシリテーション演習です。更なる課題にぶち当たってきます。

                              (T.N.さん 岐阜県)




今回の研修は、テーマが「作業の分解と再構築」ということで、どんなことをするかは漠然として分からなかったのですが、テーマの内容から人に指導するということと、自分が普段している作業の流れを見直すきっかけになるんじゃないかという思いから、参加しました。
 で、実際に参加してみた感想ですが書く、書く、書く、書く!研修中ひたすら書いていた気がします。今回は「間伐」と言うテーマで、移動・受け口・追い口とそれぞれの工程に分け、工程ごとに「作業の抽出」から始まって、「その作業をする理由」、「そしてその作業をしなかったときのリスク」とを段階的にポストイットに書き出し、大きな紙に貼り出していくのですが、普段自分がしている仕事を言葉に置き換えるという作業がこれほど大変だとは思いませんでした。ただ、その書きあがって完成したものを見ると作業中に意識せずにしていることも含め、作業のはじめから終わりまでの過程が丸見えになり、一つ一つの工程に膨大な情報量が隠されていることに気付かされると同時に驚かされます。そして、ちょっとした作業でも大きなリスクにつながってくることが見えてきて、安全とは?効率とは何ぞや?ということを改めて考えさせられました。
 このひたすら書くということ。これが大変なのですが、人に教えるということで大事なトレーニングをこのひたすら書くという作業を通じてしていた気がします。最初は作業の流れを頭の中でイメージしてうまく言葉を引き出そうと思うのですが、引っ張り出すことが出来ず、いかに自分が普段の作業をあいまいにしか認識できていないことを思い知らされました。ただ、頭の中のイメージを書き出していくうちに、徐々に頭の中での作業の流れのイメージが整理され、言葉が浮かぶようになってきた気がします。一つの作業を教えるにしても、膨大な情報量を整理して人に伝えるためには、この頭の中のイメージを言葉に置き換える力が必要不可欠だと気付けたのは、今回の大きな収穫でした。ただその力を蓄えるにはまだまだ道のりは遠いですが・・・。
前半の二日間では第三階層までしたのですが、後半の2日間で第4階層、第5階層と進む中で、どんな気付きや発見があるのか楽しみです。
 
 後半2日間よろしくお願いします。


                              (Y.Y.さん 奈良県)




先日の研修、参加させていただき、ありがとうございました。
二日間の研修で自分が感じたことは、ファシリテーターは、皆が話しやすい空間を作ることが大事だということ。なぜなら、複数での話し合いの場では、よく発言する人・強く発言する人の意見が通ってしまい、発言力の弱い人や話すことが苦手な人の意見が反映されないことが多いから。その場合、皆の意見聞いた上での意思決定ではなく、一部の人の意見が反映されるといった偏りが生じ、チームビルディングや最適な意思決定を構成する上で弊害となるからである。
皆が話しやすい空間とは、参加者がリラックスして、心身共に居着きがなく、各々の能力を発揮することにつながると思う。林業の現場でも、新人が心身共に居着いてしまうと、考えられない、動けない、感じられないことにつながり、それは、安全ではなく危険であり、仕事の効率も下がる。だから、話しやすい空間を作ることは大事だと感じた。
研修で利用したポストイットは、書ける文字数が少ないので、どの言葉を使おうか考えている間に思考が整理され、伝わりやすい言葉が出てくる。話すことが苦手な人の意見も文字として残るので、参加者全員の意見を汲み取ることができる。わかっていることとわかっていないことの把握ができる。といったことから、ポストイットはとても有効だと思う。
伝わりやすい言葉というのは、伝えたいことを的確に伝えることのできる単語や短文である。林業の現場では、一挙手一投足が即事故や怪我などの一大事につながる可能性があるので、的確に伝えて、その伝えたことを吸収してもらうためにも、ポストイットに書かかれる言葉や思考は大事であり必要だと感じた。
自分は、言葉にすることが不得手で、思ったことがすぐ言葉にできない。他人に問いかけられても、言葉にできず、「~で~だから~それはこういうことだね」と相手に自分の思いや考えを、わかりやすくまとめてもらうことも少なくない。この感想文でさえ3日かかっている。林業の現場で、どの木を伐るんだと聞かれ、3日後に「あの木を伐ります」と言ってるのと同じだ。まず思考が整理され、次に言葉が出てくる、そしてそれを伝わる言葉に変換して表現する。自分は、言葉云々以前に思考が整理されていないと思うので、日常的に思考の整理と、伝わる言葉を使うことを意識しようと思う。
ファシリテーションをする場合、ファシリテーターが話しやすい空間を作る。参加者も、意識的にもしくは無意識にこの空間を作る。もし自分にファシリテーションの心得が少しでもあれば、半分参加者・半分お手伝いといった自分の立場でも、言葉や気配りなどで空間作りにおいて貢献できたのではないかと考えている。また、研修のテーマだった移動から受け口を作るまでの分解を見てもわかるように、林業では短い時間に多くのことを見て聞いて、判断し、行動する必要がある。全体を見て、行動や発言をその時々判断していく。日常生活でも同じだと感じた。以上です。
次回機会があれば、美味しい昼食と二日酔いに潰されることなく空間作りに貢献したいと思います。ありがとうございました。 


                              (K.N.さん 岐阜県森林文化アカデミー学生)



先週に引き続き、ワークショップ「作業の分解と再構築」受け口編、追い口編を実施しました。4人の受講者が、ファシリテーター(進行役)を交代しながら、ワークショップを進めていく中、参加する側とファシリテーターとでは、まるで違うことを痛感しました。
参加する側は、考えを書きだす、考えを整理することに集中でき、全体もよく見えます。一方、真ん中(進行役)にいると、やることがいっぱいあります。姿勢、目線、表情、手の動き、しゃべり方、声量に気を配りながら、意見を引き出す対話、対話しながら内容を頭の中で整理する、時間配分、意見の分類、ポストイットの配置・・・。
動画を見てふりかえると、表情が硬い、声が出ていない、参加者の顔を見ていない、下(模造紙上のポストイット)ばかり見て一生懸命考えている、沈黙が多いなどなど、なんだか囲まれて責められているようなシーンでした。
サッカーで例えると、観戦しているときはゴールとキーパーの位置、フィールドプレイヤーの距離、スペース、パスコース、ボールの強弱などが良く見えるのに、いざ自分がフィールドに立ってゲームメイクをしようとしても、足元のボールコントロールに必死で、すぐに相手に詰められている、あの感覚です。
「ファシリテーターは、参加者の斜め前にパスを出す」。参加者との対話では、意見をオウム返しするだけの横パスではなく、「~ってつまり○○ってこと?」と、本質を捉えつつ次への展開を促すような問いかけをする。これは、普段のコミュニケーションでも言えることで、会話が弾む人は、このあたりの要素をしっかり押さえているようです。
今回は、自ら学びに来ている共通の目的を持った者同士でしたので、雰囲気も穏やかで楽しく取り組めました。でも実際はそうではない参加者さんもいる中で、場の雰囲気を作りながら、意見を引き出していかなければなりません。
話し方にメリハリをつけ、参加者の気持ちを揺さぶり適度な緊張感を与え、気持ちを持続させ、気持ちを離さない
今さらですが、まずは表情と声から改善していこうと思います。

                              (T.N.さん 岐阜県)




二年前の春に続いて今春も通いました岐阜県加茂郡白川町。
この度の目的は1泊2日コースが2回、計4日間のワークショップ・ファシリテータートレーニングを受講してチェンソー作業の安全対策を「作業の分解と再構築」というワークショップ形式の作業で行う際のファシリテーション技術の習得が目的でした。
4日間、朝から晩から夜中まで新人に投げかける言葉さがしとそれをファシリテートする技術を繰り返し学びました。
選木時に災害発生リスクが大きいものを発見したり気づいたりした際に新人に教えること、それを放っておいて良いのか処理したほうが良いのか、まずここからスタート。
チェンソー作業の経験が多い人とそうでない人(新人)の確認ポイントは違うということ、新人にはその時の作業の目的をしっかりと伝えることが重要です。
ケガにもいろいろあって、ケガにより引き起こされるデメリットにもいろいろあります。その掘り下げが進むとバックボーンが広がってより現実的になります。
ワーカーから出されるポストイットの並べ方、レイアウトの面白さ、スペース感覚などもワークショップの盛り上がりにとても大切なポイントです。
出されたポストイットのヒアリングにも一工夫が必要で、現場での同じ作業でも人によっては気をつけるタイミングが異なるので、その確認と意味合いの共有に務めければなりません。
ワーカーの名前を呼んで言葉を投げかけて・・・、現場における新人教育にも当てはまるポイントが盛りだくさんでした。
その他にも、自分のペースが重要で遠慮は不要であること、ワーカーの目線をしっかりと見てみんなと仕事をする感覚を保つこと、言葉を投げかけるスピードやリズムは一定にならないように、常に相手を良い意味で揺さぶることも大切です。
傾聴して相手を否定せず、自分の意見を言わないこと!ファシリテーターはアシスト上ズでなければなりません。
ワーカーの頭の中のビジュアルをどう喚起させるか!一つ一つの言葉の使い方や意味の確認を怠るとワークショップの流れが悪くなります。
チェンソー作業時の安全対策には「何がどうした」「何がどうなる」「リスクを回避するための改善策は?」を簡潔に整理していく、目的と手段と時系列を混乱させないファシリテーション技術が必要だということを改めて学びました。

                              (I.S.さん 広島県)




研修後半。受講生がファシリテーター役として始まりました。
ビデオを見返しながらの振り返り、目線・ポストイットの指差し方、そして表情。細かい事ですが全て、場の空気を作りだす要因だと知りました。問いかけ、確認作業を繰り返してゆくと徐々に質問の言葉がパターン化して行きます。声の強弱、間をとることで場を揺さぶり活性化する、『相手をグラっとさせる』という事が重要だそうです。次の展開へと広がるように斜め前に『言葉のパス』を送る。なるほど・・・と妙に納得しましたがなかなか実践とはいきませんでした。難題!
受け口の『ななめ切り』を行う行程。『なぜ深さは4分の1か?』『なぜ60度か?』など新人に問いかけられて具体的な説明の言葉に詰まってしまう行程の一つだと思います。様々な理由が飛び交う中、言葉の『枝葉』でなく『幹』に焦点を絞り全体の時間配分を考え整理してゆく必要があります。ついつい言葉に連れて行かれてしまいますが全体の時間配分を考え整理してゆくのもファシリテーターの役目。これも難題!
ファシリテーター役、なんとかこの場を固めなければ・・・と気持ちが先走り、肝心の皆が話す言葉が上の空になってしまう時がありました。でも、何度か回を重ねるうちに『まとまらなければ”まとまらないなぁ〜、どうしましょ?”と投げかけても良い。』と、いう事に気付き少し楽になりました。何度も脱線し、迷子になり、振り出しに戻る・・・という場面もありましたが水野先生いわく完成よりも、そこまでのプロセスが大事なのだと。
今回のWSの題名である『分解』という作業。様々な場所で活用できると思います。目的なのか、手段なのか、安全についてなのか、効率についてなのか、重なりあった壁を少しずつ崩し・並べ替えを行うと突破口が見えてくるように感じました。本当にハードな二週間でしたが、今後へ活かせる手応えは十分です。
有り難うございました。

                              (A.N.さん 兵庫県)