「うぶ寺」
〜新規林業就業者および
就業希望者のための基礎研修〜
3日目&4日目の感想文をいただきました。

基本って、何だろう?
ってなことを、アレコレ考えた2日間でした。





■チェンソー目立て
まだまだ素人の私は目立てにも時間がかかる→刃の長さを揃えるのを怠る(その意味も頭から抜ける)→切れ方がいまいちだなぁ、がこの講習直前の状態。
諸々の細かい指導を受けながら、一日じっくり目立てをさせてもらいました。長さのバラつきは0.2mmまで。そして翌日使用したチェンソー、気になっていた”いまいち感”が明らかに改善され... ”基本”とは何ぞや、を実感しました。もう基本を忘れる・怠ることはできないカラダになったと信じています。

■伐木
今回、細かくみっちり指導を受けながら伐木させて頂きました。
伐倒範囲に倒すのではなく、伐倒点に倒すということ。その精度を目指して細かくみっちりなだけに伐木初心者の私は時間が掛かります。時間が掛かる→
体力・腕力どんどん消耗→”終わりは止めてキープ!”…(無理ですー、力が入らなくてキープできませんー)。それでもなんとか最後まで自分の手でやり遂げさせてもらいました。
講習の直後に他の研修で伐倒を見る機会があったのですが、受け口の精度が気になること気になること。これは理論の講義だけではなく、その内容を最後まで自分の手で実践させてもらったからこそ、の結果だと思います。
”伐倒点に妥協なし”の指導、沁みています。これが薄まることのないよう精進していきたいと思います。

時間がかかってもきっちり実践指導、本当にありがとうございました。
                            (A.S.さん 岐阜県森林文化アカデミー2年生))





【目立て】
・目立てはしっかり固定して、というのは、やっぱりなー、という感じだった。山の中で手や足で抱えてできる気がしない。それでも最善の策として、今後はバイスを腰袋に入れて現場に持って行くようにしたい。
・目立ての角度補助具(マグネットのやつ)やノギスなど、欲しい。目立てをするのに、職人じゃないので、最初のうちは器具に頼ろうと思った。
・目立ては、これまで上刃の磨りが甘かったことが分かった。角度とか理論を文字で覚えるよりも、理想の刃の形を覚えてそれを真似るほうが身体に落としこめる。
・刃の長さが左右で異なることは気がついていたが、面倒くさがって直さなかったので、良い機会だった。
・目立て→正確な伐倒→安全作業、という流れは納得した。

【ほかメンテナンス】
・初歩的だが、そもそもチェーンを張り過ぎだったことに気が付けて良かった。親方や他の講習講師も私のチェーンを触ったはずなのに、これまでは指摘がなかった。

【伐倒】
・切り下げるときには手で下げるのではなく腰を下げる、というアドバイスは的確でした。 ・株でひたすら受け口を作る、という練習は初心者の上達にとても効果的だと思う。NASAも息抜きには良いけど、受け口作りの練習をもっとやりたい。
・受け口作りで一番難しいと感じたのは、一度作ったあとの微修正。
・受け口の完成度に妥協しない水野さんの方針は素晴らしいと思う。他の人が何度もやり直しを受けているのを見て「大変そうだけど、手出しせずに最後までやらせてもらえるのはありがたいことだ。」と思っていたけど、いざ自分がそうなった最中は嫌になりそうだった。もっと謙虚にアドバイスを受けたい。
・受け口にチェンソーのバーを当ててもおおよその方向しか読めないので、いざというときのために(レーザーポインタは無理でも)曲尺は用意したい。
・かかり木処理で、かかられている木にロープをかけて引っ張るという方法は斬新だった。
・モンキーフィストやもやい上げは、なかなか練習の機会がないので、講習中にもっと練習したい。 以上です。

今回は目立てが上達したのと、少しはまともな受け口が作れるようになったことが収穫でした。私にとっての最重要項目は安全な伐倒なので、そのための目立て、そのための正確な伐倒のための正確な受け口・追い口つくり、と考えると、とてもやる気がわきます。今週末もよろしくお願いします。                 
                                          (S.M.さん 岐阜県)


                              

 目立ての5つのポイントで今までに試したことの無い(カッターの長さを揃える)は時間もかかるし大変でした。しかしやってみるとその切れ味は3.5㎜の小さな刃とは思えない爽快なものでした。一つ一つの刃を作っていても、それぞれの刃の長さが違うとこんなにもトータルの切れ味が違って来ることに驚きました。小さな刃だから切れないとは思っていたのはしっかりと研げていなかっただけなんだ思い知らされました。

 また切り屑の形状から上刃、横刃の状態がわかる事。デプスの正しい計り方を改めて学べました。オープンフェイスの作り方。斜めから作り出すのに苦戦しましたが少しずつ慣れていきたいです。狙い通りに倒せず、かかり木になって二度手間、三度手間になることは仕事量がかからない時の1/2.1/3になってしまうので、伐倒方向ではなく正確な伐倒点を求める事が改めて大切だと感じました。

 受け口作りでは妥協せず厳しく求める姿を見て、こういった事の積み重ねが安全作業に繋がると感じました。当たり前かも知れませんが、自分もまわりも守れる技術者になりたいと思いました。

 NASA式水平練習、タイムレースは盛上がりとても面白かったです。ちょっとした息抜きにもなる気がしました。
                                          (M.K.さん 埼玉県)







今回、二回目のチェンソー講習でしたが、初日は目立て方法の講習から、持って来たチェンソーの日常のメンテナンスの仕方から、その後はひたすら目立てを行いました。目立てに必要な五つの要件を意識しながら、刃の状態を見て考えながら目立てをして行きました。フックやバックスロープなどの言葉は知っていましたが実際どのような形か今回よくわかりました。
 
二日目では、実際に林内に入ってまずは切り株で受け口をいくつも作って練習しました。
午後からは、実際に間伐するために方向を決めロープのセッティングをして伐倒してその間にかかり木になった木をつるの両端を切ってワイヤーで回す方法などを習いました。
 伐倒の方法は前回の研修で習いましたが、実際に伐ってみると受け口の形、追い口入れ方などが思いのほかできていないことが良くわかりました。
とここまで感想というか流れを書いてきましたが、これはここまで何年も間伐してきた作業員としては何もできていない証拠になってしまいました。受け口を入れて追い口を入れれば大体の方向に木は倒れます。ヤスリをかけてデプスを揃えればチェンソーは切れるよう思っていました。しかし今回の研修で伐倒や目立ての仕組みが分かり、自分の悪い癖も分かりました。当然悪い癖はすぐには治りませんが、次回の研修の伐倒では意識しながら行いたいと思います。  
                                          (M.N.さん 岐阜県)