「うぶ寺」
〜新規林業就業者および
就業希望者のための基礎研修〜
全6日間終了後の感想文先着3名様分です。

研修会後の感想文は、けっこう面倒だと思います。
でも、書いていただくようにお願いしています。
やりっ放しにせず、必ず振り返って欲しいのです。
それを読ませていただくことで、
伝えたいように伝えられたのか?
意図は伝わったのか?等、
講師として気になることの確認をさせてもらえます。
それと、行間から見えてくる情報は、
指導者研修で大いに役立つモノだったりするのです。





【伐倒】 
オープンフェイスの作り方はぎこちないものの形にはなってきた。
今のレベルだと最低3回は作り直す必要がある。
そうなると最初の受け口をどれだけ正確かつコンパクトに作れるかが大切。
それから伐倒点を確認し、3回目で直径の1/5になるようにしていきたい。
伐倒するたびに元が抜けない、はねない安全性の高いオープンフェイスを確実に作りたいと思うようになった。  
正確に作った受口をいかすためにも、追口を水平かつ平行に入れるために伐倒姿勢を正す、立ち位置を確認する必要性を感じた。

自分の伐倒時の映像を見てメンバーの中で1番ひどくてがっかりした(笑)
正しい姿勢によって自分の腰を守り、立ち位置を確認して追い口を入れることで自分の癖を知り、調整できるようにする。  
ロープが高くかけられない、木が混んで引き込むのが大変そうなときは少しでも低くしてテコが使いやすいようにする等、状況によって受け口の高さを変える。

【ロープワーク・プラロック】
伐倒時かかり木のテンションがどこが一番になるのか?
そのためにはどこにロープをかければ最適なのか?
を考えて折り返すポイントを決める。
またロープセットの効率を考え、選択肢の中からまずシンプルなものを選ぶ。 折り返しプーリーを壊さないために伐倒点からずらすのも大切だが、
ずらしたことによって倒れた後にテンションがかかりロープ破断しないように想定するのも大切。
プラロックは初めて使用したが、チルに比べて機動性が高くかなり使いやすかった。状況にもよって、フェリングレバーや、ツルの調整で回転させたりする方法と合わせることでチルのパワー分を補えるのでは?と思った。

【枝払い】
今までチェーンが外れるのは刃を当てる角度が悪いのか?と思っていたが、チェーンが回転しだし、ゆるくなった時にバーの隙間に小さなものが入り外れる。 また上刃に茶色いものが付着するのは、圧縮側から無理に刃を入れてオイルが焦げたものだと聞いたときは目から鱗だった。
自分の知的探究心のなさにがっかりした。
また水野さんの枝払いを実際に見させて頂いて、材を傷つけないようにするため直角にバーを入れる、長い・太い枝などは一度落として短くしてから仕上げる、チェンソーの重さを預けながらすることによって、体力の温存→効率アップがみてとれた。

【研修全体の感想】
何を聞いても水野さんのはっきりとした合理的、物理的な回答は納得のいく答えで素直に心に入ってくる。いつでも気になったことをすぐに聞ける、自分がしたいリクエストも出せる雰囲気。
普段から言われたことだけでなく、どうしてそう言っているのか?そうなっているのか?をもっと自分の力で考えなければいけないと思いました。

6日間で他のメンバーに比べてあまりアドバイスが少なく感じ、
せっかくなんだし悪いところをもっと色々注意されたい!
と常々思っていましたが(笑)
最後に「基本はできている、あとは無駄な動きを減らし、効率を求めて、、」と言って頂き、基本ができているかが一番気がかりだったのもあり嬉しかった。 今までたくさんの事を教えてくれた親方にも感謝しなければいけないな、
と同時に水野さんに親方も認められた気がして嬉しかった。

毎回集合してから解散するまで、無駄な時間が1秒たりとも無かった。
食事や休憩時 も体は休めても頭は常にフル回転できたと思います。
講師はもちろん、すごく個性的で楽しいメンバーに恵まれた。
キャリアや業種が皆違えど林業に対していろいろな角度から熱い想いを持っているのは改めて面白い職種なんだなと自分の視野を少し広げらた気がしました。
まだ始まったばかりの林業3年生ですが、林業とは「不安定な環境で、長大な重量物を不安定にする作業の繰り返し」ということを常に念頭に置き、
日々山に入りたいと思います。            
6日間の熱い研修本当にありがとうございました。

                                 (M.K.さん 埼玉県)





実り多き研修に感謝してます!
次にお会いするときには胸張って成長した姿を見せられるように、仕事を頑張って覚えます。
・ 第一回、二回に比べて、今回は新しい知識や技術の習得が少なかったという意味で満足度が低かった。
・ ロープや牽引具を用いた伐倒を繰り返し行うことで、一連の手順が身体に染み付いたので、しばらくは忘れないだろうし、仕事で使ってより洗練させたい。
・ 作業風景のビデオ撮影は、本来行っているつもりだったイメージと実際とのギャップがいくつもあって、客観的に把握できて有益だった。夜に振り返りながら皆で視聴するのも良かった。
・ 枝払いや玉ぎりは、もっと数をこなしたかった。実際に切るのが難しければ、チェンソーの運びを練習してアドバイスもらうだけでも得るものがありそう。
・ 終盤に紹介された元玉切りについては、私も手を挙げてやらせてもらうべきだった。やらせるには技術的に未熟かもしれないが、仕事では必ず使うため。
・ 「守破離」の助言は、心に留めます。ありがとうございます。おっしゃるとおり、新人なので、そのまま従うことが得策だと思った。
・ 計6日間の研修に期待していたことは、一言で言えば「怪我をしない作業方法の習得」だったが、それは高いレベルで達成された。正確な伐倒が安全に最も寄与すること、チルホールなどなくともロープや牽引具を使ってかかり木処理ができること、を学んだことは大きい。本格的に仕事でチェンソーを使う前に受講できて、タイミング的にもベストだった。就業前よりも、少し使って自分なりのやり方や疑問などが生まれた今回のタイミングのほうが得るものが大きかった気がする。

                                  (S.M.さん 岐阜県)


                              


■各自作業の振り返り
それぞれの伐木作業を録画しての振り返りは勉強になりました。
まずチェンソーを構える格好からして自分が思っているのとは違っていたり、意識すべきポイントを客観的に捉えることができます。作業中にその都度指摘されていたことも、実際に自分の目で確認できると腑に落ち、修正のイメージがし易いと思います。
チェンソーを使う際の他のメンバーそれぞれの異なる癖や傾向・意識を向けているポイントなどを知ることができたのもためになりました。

■伐木、牽引、かかり木処理
この研修を通して十数本の伐倒に立ち会い、参加することができました。
初心者の私は受け口づくりの練習をもっとしたいとも思いましたが、それは教わったことをもって研修外でできること、この研修で学ぶべき”安全な”伐倒作業を2日半でしたが経験できたことは、今後自分が作業していく上で大きく影響すると思います。
まだまだ入り口で体”得”まではできていないかもしれませんが、少なくとも体”感”できた実感はあります。危険予知、何が危険かの判断材料・能力を増やし高めることはもちろん、予知できない危険の存在を常に考えることを体に沁みこませていきたいです。

しでかして注意され、”はっ”とした後の水野さんのフォローが素敵。
体への沁み方がスムーズになります。ほんとです。
6日間、本当にありがとうございました。

                  (A.S.さん 岐阜県立森林文化アカデミー2年生)